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2011年11月26日

自然素材の家について3/国産の木

[自然素材の家について3/国産の木]



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 自然素材で、無垢の木こだわっている工務店も随分多くなってきました
が、多くは「米松(べいまつ)」などの外国産が大半のようです。

 国産の木の利点は、

 ・四季があり、湿気が多い 「日本の気候」 に合っている。
 ・地産地消に貢献できる。
 ・純粋に見た目が美しい。
 ・特に柱に使う檜は、構造強度的に、ねばりがあって強い。

という点だと思います。

 また、今回は掘り下げませんが、地産地消に貢献することによって、日
本にとって、上記以外にさまざまな利点があります。

 少しずつでも、国産の木を生かした家づくりがスタンダードになるような
社会にしていくことに、貢献していけたらと思っています。
posted by てくてく at 14:36| 愛知 ☀| Comment(0) | 自然素材の家について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築探訪20(京都御所(紫宸殿))



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[今日の一枚]


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 今日の一枚は、鎌倉時代中期から明治時代初頭まで、歴代天皇が実際に住んでいた宮殿である 京都御所の紫宸殿 です。

 今回の見学は、今上天皇の御即位20年記念の京都御所特別公開を利用して観させて頂きました。

 京都御所は、鎌倉時代中期から明治時代初頭までの歴代天皇が実際に住んでいた宮殿です。

 今回取り上げさせて頂いた紫宸殿(ししんでん)は京都御所内(正確に言えば内裏・だいり)にあり、天皇元服や立子、節会などの儀式が行われた正殿です。

 天皇の普段居住する、同じく京都御所内にある殿舎である清涼殿に対し、紫宸殿は公的な意味合いが強かったそうです。

 ※内裏:古代都城の宮城における天皇の私的区域のこと。




 よく言われることですが、西洋や中国の王様や皇帝の城は、民衆に攻撃されないように、強固な塀や掘りで四方を頑丈に囲ってあるのが常識です。

 それに比べると、日本の皇室の住まわれる京都御所は、外周を囲む土塀がとても低く、その気になれば乗り越えられそうなほどです。

 そのように緩く囲われているにもかかわらず、日本の皇室は『古事記』や『日本書紀』が正しいとすれば、その起源は神武天皇元年(なんと、キリストより古い紀元前660年)に即位した神武天皇から現在の今上天皇まで、2600年以上続いていることになります。
(ちなみに、よく伊勢神宮の御札なんかに書いてある「天照大御神」は、『古事記』『日本書紀』が正しければ、神武天皇の始祖にあたります。)

 私は、実際に京都御所を観て、そのような日本の歴史や起源についても思いを馳せずにはいられませんでした。



 あと、建築的には、京都御所の造りは寝殿造に該当すると思います。寝殿造の詳細は、もしご興味のある方は、以前ご紹介させて頂いた「日本建築史序説/太田博太郎著」をご参照下さい。



 特に私が今回、建築的に注目したのは、紫宸殿の屋根の仕上げです。

 檜皮葺(ひわだぶき)で葺かれています。檜皮葺(ひわだぶき)とは屋根葺手法の一つで、ヒノキの樹皮を用いて施工します。 日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法で、多くの文化財の屋根で檜皮葺を見ることができますが、奈良時代頃に仏教建築が輸入され、法隆寺などは燻し瓦で屋根を葺くのですが、皇室関係のメインの建物は、檜皮葺など、瓦を使わない建物が多々あります。

 太田博太郎博士は、これを日本人趣味だというニュアンスで記されています。機能的(雨、火、耐久性など)には、明らかに瓦が優れているにもかかわらず、見た目の美しさ(風流、味わい深さなど)を優先したと思われます。


 そういう、ある種の日本人的ともいえる感覚に、私は強い共感を覚えます。





場所  :京都市上京区京都御苑3
作品名 :京都御所(紫宸殿)
撮影日 :2009.11.7



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posted by てくてく at 09:45| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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