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2011年12月22日

ローマで見かけた消火器。

ローマで見かけた消火器。


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 この写真は、ローマで見かけた消火器です。

 なかなか、可愛くないですか?



場所  :イタリア ローマ
作品名 :消火器
撮影日 :2003.3.12


ラベル:消火器 ローマ
posted by てくてく at 01:07| 愛知 ☁| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

自然素材の家について5/木のメンテナンス

[自然素材の家について5/木のメンテナンス]


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 無垢の木のメンテナンスはどうするんですか?とよく一般の方から質問
を受けます。

 基本的に、メンテナンスは不要です。普通に掃除機をかけたり、軽く汚
れたら水拭きしたりする程度で通常はOKです。

 もしシミになるくらい汚れたら、木専用の洗剤(ホームセンターで購入
可)を水で薄めて布に付けて拭けば、かなり落ちます。

 天然木のフローリングは、一般的な合板のフローリングと比べて、風合
いがいいだけでなく、傷ついたときにそれが何とも言えない味になって、
年月が経つほどいい感じになっていきます。

 私の事務所の床フローリングの標準仕様は、無垢のタモにエゴマの油を
塗装するのですが、かなり硬い材料で、傷つきにくい材料でお薦めです。


posted by てくてく at 13:38| 愛知 ☁| Comment(0) | 自然素材の家について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築探訪38(サヴォア邸/ル・コルビュジエ)



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[今日の一枚]


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 今日の一枚は、建築家 ル・コルビュジエによる、近代建築に最も大きな影響を与えたといっても過言ではない最高傑作、あの有名な サヴォア邸 です。



 この建築は、大学時代にフランスのパリ郊外のポワシーという所まで観に行きました。

 大学時代の私は、、モネやルノワール、セザンヌといった印象派の画家の、絵や生き様に強く共感し、強い憧れを抱いていました。

 特に、生まれ故郷から遠く離れた、100年ほど昔のパリに、各国の才能ある画家たちが集結し、どこか退廃的で、哀愁漂うパリの街で、金銭的には貧しくとも、思い思いの芸術活動に没頭していく、そのいさぎのよい人生や、パリの求心力の源泉に触れてみたいという想いが強かったです。

 そこで、大学時代に約30日間、往復の格安航空チケットと最小限の荷物をもって、単身憧れのパリに滞在しました。

 パリは本当に美しい街でしたし、フランス人は英語が嫌いだと聞いていたのですが、みなさんが、私の片言英語を快く聞いてくれ、丁寧な英語で受け答えして頂き、今でもとてもいい印象をもっています。



 さて今回のサヴォア邸ですが、大学時代にかなりたくさん写真集は観ていたのですが、実際に観て、少し印象が変わりました。

 まず感じたのは、思ったより建物が小さかったということです。

 これは、多くの建物を観てよく感じることなのですが、特に実力のある建築家が手がけた住宅は、意外にコンパクトなものが多い傾向があります。

 あとは、いわゆる近代建築の五原則を体験してみて、水平連続窓はすごく良かったのですが、身近になりすぎていたのもあるとは思うのですが、正直言って、それ以外はそこまで大層なことだとは感じられませんでした。

 ちなみに近代建築の五原則とは、
   1.ピロティ
   2.屋上庭園
   3.自由な平面
   4.独立骨組みによる水平連続窓
   5.自由な立面
 です。



 パリを訪れたのは大学時代なので、もう10年以上昔のことですが、30日間もパリの街をフラフラと色々なところを歩いたり、現地の方が利用するスーパーをよく使ったり、ルーブル美術館をはじめ、様々な美術館などを巡ったり、時には思索に耽ったり、時には行きつけのカフェでエスプレッソを飲んだりしながら、パリの生活・文化に浸り、だからこそ、改めて、日本文化や日本そのものの素晴らしさを再発見することも出来ました。

 久しぶりに数少ないパリの写真を観て懐かしく思いながら、やはり、若いうちに行っておいて本当によかったなぁと、今更ながらに思いました。



場所  :82 , rue de Villiers, 78300 , Poissy フランス
建築家 :ル・コルビュジェ
作品名 :サヴォア邸



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posted by てくてく at 01:13| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

建築探訪37(閑谷学校(しずたにがっこう)講堂)



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[今日の一枚]


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 今日の一枚は、岡山藩主池田光政によって開設された日本最古の庶民学校である
閑谷学校 講堂 です。

 藩士のための教育施設(藩校)「岡山学校」に続き、岡山藩立の学校として開かれました。建築には32年の月日を費やしており、他に例をみない手間隙かけた質とスケールを誇り330余年の歴史をもっています。

 地方の指導者を育成するために武士のみならず庶民の子弟も教育しました。また、広く門戸を開き他藩の子弟も学ぶことができました。就学年齢は8歳頃から20歳頃までで、頼山陽などの著名人も来訪しました。



 私がこの学校に興味を持ったのは、私が好きな建築家である中村好文さん著の、「意中の建築 上巻」という本で閑谷学校を取り上げたのを読んだのがきっかけでした。中村さんが特に取り上げていたのは、この不思議な石塀についてでした。



 私が閑谷学校を実際に観て感じたのは、江戸時代当時の日本人の姿でした。日本は江戸時代当時、世界でもまれに見る識字率の高い国だったそうですが、その当時は、日本中の至るところに今で言う古本屋があったそうで、農民の間でも、結構本が読まれていたそうです。

 世界的にみれば、読み書きが出来るのは貴族などの特権階級が主の国が多かったらしいので、デフレ以前によく言われていた「一億総中流」という日本の社会は、江戸時代から、一般庶民の勉強するための下地が出来ていたことも影響しているのかもしれません。

 あと、日本の学校のあるべき姿についても考えさせられました。最近は、モダンで斬新な学校も増えてきましたし、いろいろと実験的に教育現場のあり方を試すような学校も多々あるようですが、山に囲われており、静かで美しい景色が広がるこの閑谷学校は、日本にあるべき学校の根っこがあるのではないかという気さえしました。




場所  :岡山県備前市閑谷784
作品名 :閑谷学校 講堂(現在の姿になったのは1701年)(講堂は国宝)
撮影日 :2009.4.29



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posted by てくてく at 01:23| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

お施主様との、加工場見学会。

[むくり屋根の家]


 昨日は、むくり屋根の家のお施主様と一緒に、むくり屋根の家を施工して
頂く、丸真ケンチクさんの加工場や木材の見学会に行ってきまた。

 丸真ケンチクさんは、岐阜県の八百津町(八百津町役場から、さらに40
0mも上にある、とても空気の綺麗な場所)にあります。

 自社で、製材機や木材を乾燥する場所を持っているので、その分中間業者
を省くことができ、上質な仕様の割りにお値打ちにすることができます。


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 上の写真は、 天然乾燥 中の木材です。(ほんの一部です。)

 一般的な木の家は、木材を機械で乾燥させる (人工乾燥) が大半です。
人工乾燥だと、一般的に一週間から十日で乾燥させますが、天然乾燥だと
木の材種によってまちまちですが、1年から3年以上かけて、自然に乾燥
させます。

<天然乾燥のメリット>
 ・木の中身(芯)が割れにくい。
  (人工乾燥だと、バサバサに割れることが多々あります。)
 ・木の香りが建物の完成後も長く続く。
  (人工乾燥だと、乾燥機にかけた地点で木の香りがほとんど無くなっ
   てしまいます。)
 ・歴史が長い。
  (人工乾燥が長い目でみて、いいのか悪いのかが本当に分かるのは、
   もうしばらくの年月が必要だと思います。)


<天然乾燥のデメリット>
 ・乾燥に時間がかかる。(手間暇がかかって、管理するのが大変です。)
 ・表面が多少割れることがある。
  (人工乾燥が比較的、割れや狂いが少ないと言われています。)
 ・自社で乾燥する場所を所有していないと、コスト的に高くなってしまう。



 現代は、過剰なまでに時間(工期)短縮して、早く利益を回収したいと
いう、いわゆる市場主義経済もあって、ほとんど天然乾燥は無くなってし
ましましたが、私は、芯が割れる、香りがほとんどなくなるというデメリ
ットは、かなり大きいと考えています。

 ちなみに、私は天然乾燥の木と人工乾燥の木の香りを実際に嗅ぎ比べた
ことがあるのですが、その差は歴然としいますし、天然乾燥だと、竣工後
も木の芳醇な香りが長い間続きます。多少の割れを考慮しても、断然、手
間暇かけた天然乾燥をお薦めします。





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リビングに出てくる丸太の手刻み加工。


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破風板の原寸板。(緩やかにむくってあります。)


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墨つぼ、鉋、指矩。 プロの職人の大工道具です。


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むくりの断面を押えた板図。


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緩やかにむくらせた破風板。


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地松の丸太。リビングに露出されます。


 上の写真は、原寸大の破風サイズに加工した 原寸図 や、断面寸法を押えた
板図 (いたず)、そして、昔ながらの 墨つぼ (かんな)、指矩(さしが
ね)、 (のみ)を使っての丸太の加工です。

 今回の屋根は名前のとおり、緩やかにむくらせてあるので、破風もそれに
合わせて緩やかにカーブしています。

 手刻みで木の加工が出来る、腕利きの棟梁だからことできる技で、建築家
のいろいろな要望を、匠の技で叶えて頂いています。

 あと、生で観る木材は本当に美しく、容量を軽くしてあるブログの写真で
は、その魅力はあまり伝わらないかもしれませんが、本当に上質な美しい材
料です。




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柱の一本一本に番付が打ってあり、どの位置の、どの方向に柱を立てるのか、
一本一本のそれぞれの柱を生かすように配慮していります。


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大黒柱(24cm角)東濃檜。 2階までの、迫力のある通し柱となりそう
です。表面を削れば、かなり美しい木目と肌の柱となります。


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 上の写真は、大口にある加工場へ出荷する直前の材料です。柱は東濃檜
梁は地松です。(共に国産)

 どの材料も、出荷後、再度表面を加工し、仕上げをして、紙に包んで養
生します。


 上棟への準備が着々と進んできました。(笑)


ラベル:丸真ケンチク
posted by てくてく at 11:23| 愛知 ☁| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





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