[自然素材の家について4/無垢のフローリングの塗装]
フローリングの塗料は、一般的にはウレタン系が多いようです。
ただ、ウレタン系は、化学的につくった材料で、かつ、光沢がありすぎ
て、自然な感じがしませんので、個人的には自然塗料にこだわっています。
私はエゴマの天然油の1回塗りを標準仕様にしているのですが、すごく
風合いが良く、しかも、1年経っても塗料が薄くなることは全然ありませ
んでした。
もし薄くなっても、自宅にある着なくなったTシャツなどの布でエゴマ油
を付けて塗るだけで、本当に簡単に塗ることが出来ます。
自然塗料は、シックハウスに安心で健康的なだけでなく、塗った後の風合
いがとてもよくて、使うごとに味が出るので、おすすめです。
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2011年12月12日
建築探訪31(塔の家/東孝光)
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[今日の一枚]





今日の一枚は、建築家 東孝光さんが設計した 塔の家 です。
この家は、建築家 東孝光さんの自邸で、ずっと住まわれているそうで、建物が竣工して40年以上が経っていますが、今見ても斬新で刺激的に感じます。
当時まだ駆け出しの建築家だった東さんが、都心の一等地に家を持つためにはどうしたらよいのか、おそらく試行錯誤の上でつくり上げたのだと思います。そのバイタリティというか、チャレンジ精神のようなものに、強く感銘を受けます。
この塔の家は、東さんの出世作で、狭小住宅として最も有名な作品といわれています。都心のわずか6坪弱(20m2=平方メートル)という狭い敷地に、地上5階・地下1階を搭状に建てた鉄筋コンクリート構造です。
玄関を除けば、トイレも浴室も含め扉が一切なく、間仕切りもありません。吹き抜けで開放的な空間設計が、狭さを感じさない工夫がされています。
東京の都心の、幹線道路沿いのビルが並ぶ中で、ポツンと経っている「塔の家」を実際に観て、写真で観る以上の小ささに、一番驚きました。
場所 :東京都渋谷区神宮前3丁目
作品名 :塔の家(1966年(昭和41年)竣工)
建築家 :東孝光
撮影日 :2006.1.2
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