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2011年12月13日

ベタ基礎のコンクリート打設。

[むくり屋根の家]


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 今回はいよいよ、むくり屋根の家の ベタ基礎のコンクリート打設 です。

 まずは、底版のコンクリートを打って、後日、基礎の立ち上がり部分の
型枠を設置して、立ち上がり部を打設します。

 基礎コンクリートを打設した段階では、実際の建物より大きく感じるこ
とが多いようで、このむくり屋根の家も、随分と大きな家に感じられます。
(実際は延床37坪なので、特別大きいわけではありません。)
 
 基礎が完成したら、いよいよ上棟の準備です。

 上棟に向かって、木材の加工なども着々と進んでいます。(笑)
posted by てくてく at 21:34| 愛知 ☀| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築探訪32(法隆寺)



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[今日の一枚]


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金堂


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五重塔


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 今日の一枚は、よく歴史の教科書に登場する 法隆寺 です。

 法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院です。
創建は推古15年(607年)とされます。

 金堂、五重塔を中心とする西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群です。ま
た、法隆寺の建築物群は法起寺と共に、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。さらに、法隆寺内の多くの建物
や像が国宝や重要文化財に指定されています。



 さて、ここで再び、私の信頼する太田博太郎著の「日本建築史序説」における法隆
寺に関係する記載をいくつか抜粋させて頂きます。

a.仏教の輸入に伴って、大陸の諸文化は怒涛のごとくわが国に侵入して来た。寺
  院は単なる宗教の殿堂ではなく、もっとも進歩した文化を包括する芸術の殿堂
  でもあった。

b.現在までの研究では、法隆寺式配置を持つ確かな伽藍跡が大陸に発見されてい
  ないから、これはわが国において創められたものと見られている。

c.わが国最初の伽藍である飛鳥寺は・・・朝鮮の清岩里廃寺と同様の配置であり、
  ・・・全く百済式のものであったろう。

d.飛鳥寺・四天王寺・法隆寺などは、主として百済の人々の指導になったもので
  あろう。

e.大陸建築の影響は奈良朝を通じて見られ、奈良末期建立の西大寺においてシナ
  的な装飾が採用されている。

f.今日奈良朝寺院跡に比べて、平安朝寺院跡の発見が少ないのは、屋根が檜皮葺
  になって、古瓦が出土しないのも原因の一つであろう。

g.板敷が設けられるようになったのは、寺院内における作法の日本化を思わせる。
  これが盛んになるのは、平安朝に入ってからで、礼堂を伴う古い形式のもので
  は、金堂は土間、礼堂が板敷になっている。人の座として設けられた礼堂が、
  住宅風の板敷となったのは当然のなり行きであった。



 上記のように法隆寺は、当時最先端であった仏教建築を素直に取り入れながらも、
日本人的なものにしているようです。



 法隆寺には、様々な切り口がありますが、私が最も強く思ったのは、現代でも法隆
寺のような本格的な組み物の建築が作れるのではないか、そして、自分でも法隆寺の
ような美しい木組みの建築をつくってみたい、ということです。

 時代時代で様々な様式の寺院建築が登場しますが、この法隆寺は、それらのベース
となっていると思います。

 実際にみるとシンプルで大変美しいプロポーションをしています。しかし、時代を
経るごとに各々の寺院建築は、装飾や、固定化した様式などにとらわれて、法隆寺の
ような木組みそのものが生み出す美しさから遠ざかる傾向があります。



 屋根や建物全体のプロポーションの美しさ、間隔の狭い垂木などの濃密な木々が生
み出す圧倒的な木の存在感、深く緩やかな屋根の生み出す陰影、個々の部材(パーツ)
がそのまま見せる構造材として合理的に組み合わされた構造美。

 現代において法隆寺のように魅せる木組みをつくるのは、あまりにも制約が多すぎ
て大変難しいのですが、いつかチャレンジできる日が来ることを夢見てます。




場所  :奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
作品名 :法隆寺(創建607年)(別称:斑鳩寺)
開基   :推古天皇・聖徳太子
撮影日 :2006.1.9



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ラベル:法隆寺 奈良
posted by てくてく at 01:05| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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