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[今日の一枚]

今日の一枚は、パリにあるあの有名な エトワール凱旋門 です。
凱旋門は、1806年ナポレオン・ボナパルトの命によって建設されました。
新古典主義といわれる建築様式でつくられ、18世紀後半以降フランスで見られた古代ギリシア・ローマ(古典古代)への回帰運動を指して使われるようになったそうです。
この凱旋門を中心に12本の通りが放射状に延びており、そのうちの一本があのシャンゼリゼ通りです。
大学時代フランスに訪れた際、シャルル・ド・ゴール国際空港からパリに向かって、パリ市内で最初に目に飛び込んできた建築が、この凱旋門でした。
パリに辿り着いたのは朝の6時頃で、気持ちのいい快晴で、清々しい気分でした。
往復の航空チケットとパスポートと最小限の荷物のみで、1ヶ月間パリに滞在する一人旅だったので、この凱旋門付近で座って、「地球の歩き方」をペラペラめくりながら、今日からどこに宿泊しようかと、ホテル探しをしたのを懐かしく思います。
凱旋門を観た印象は、思ったより大きくて迫力があるなぁ、と思いました。
今観ると、迫力だけではなく、美しくて、上手にデザインされているなぁと思います。
形状やデザインが一度見たら忘れられない、強い存在感のある建築で、今の時代の建築にはない魅力の源泉に、少し触れられたような気がします。
場所 :Place Charles de Gaulle Etoile 75008 Paris フランス
建築家 :J.F.TH.シャルグラン
作品名 :エトワール凱旋門
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