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2012年01月24日

銘木屋さんにて、「むくり屋根の家」に使う一枚板などの確認。

[むくり屋根の家]

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・八百津の銘木屋さんから見た風景。


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・加工する前の、良質な乾燥した材料。


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・木肌や木目などを確認するために、表面を削って頂きました。




 今日は、むくり屋根の家の玄関廻りなどに使用する、一枚板などの木を確
認するために 銘木屋さん に行って来ました。

 ここの銘木屋さんは、工務店さんと同様に八百津の山頂付近にあり、前回
の「牛山の小さな家」の時にもお世話になりました。

 大変良質な木材を、かなりお値打ちに卸して頂いています。



 可能な限り現地に足を運び、自分の目で実際の木材を観て、納得のいく材
料で家づくりをする、というのが私の家づくりの基本スタンスなので、今回
も現地で銘木屋さんと話しをしながら、じっくり選ばせて頂きました。

 玄関廻りの「敷台」と「上り框」は、国産の「桜」の無垢材を使うことになり
ました。



 むくり屋根の家の、桜の一枚板を使用した玄関廻りを想像(妄想?)する
だけで、なんだか楽しい気分になりました。(笑)


ラベル:一枚板 銘木
posted by てくてく at 19:10| 愛知 ☀| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築探訪60(善照寺本堂/白井晟一)



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[今日の一枚]


善照寺本堂 2009_02_28.jpg


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 今日の1枚は、 建築家 白井晟一の設計した 善照寺本堂 です。

 白井晟一さんの建築は、建築探訪15の芹沢_介美術館に続き2度目の登場となり
ますので、私が考える白井さんの建築の特徴は建築探訪15をご覧下さい。

 この善照寺本堂についての印象ですが、やはり何と言っても左右対称シンメトリ
ーで均整のとれたプロポーションと、和風建築、特にお寺の形状をベースにしなが
らも、どこかモダンで存在感のある佇まいです。

 特に白井さんの建築らしいのは階段部分だと思います。

 階段の小口(側面)部分を荒々しい割り肌にして、御影石の「石」としての存在
感があります。

 また、全体の印象も、日本建築がベースにあり、モダンでもあるとも思いますが、
どこの国の建築か分からないような未知な感じ、不思議な雰囲気も醸し出している
と思います。別の言い方をすれば白井さんのオリジナリティということでしょうか。

 その建築家らしさ、その建築家だからこそにじみ出てくる建築の雰囲気があるこ
とが、建築家として生きていく上で大切なことなのではないかと思います。



場所  :東京都台東区西浅草1-4-15
作品名 :善照寺本堂
撮影日 :2009.2.28



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posted by てくてく at 16:32| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

建築探訪59(ニューヨーク近代美術館(MoMA) 中庭/フィリップ・ジョンソン)



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[今日の一枚]


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 今日の1枚は、 建築家フィリップ・ジョンソンの設計した ニューヨーク近代美術
館(MoMA)の中庭
です。

 ニューヨーク近代美術館は、アメリカ合衆国ニューヨーク市にある近現代美術専
門の美術館で、英文館名の頭文字をとって「MoMA(モマ)」と呼ばれています。

 マンハッタンのミッドタウン53丁目に位置し、1920年代から「ザ・モダン」と呼
ばれたモダンアートの殿堂として20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な貢献
をしてきました。

 近年では、名だたる世界的な建築家の中から、日本の建築家である谷口吉生さん
が増築部分の設計者に選ばれ、2004年に竣工したことでも話題になりました。



 今回は、MoMAの建築そのものではなくて、谷口さんが増築する前の中庭をご
紹介させて頂きます。

 実際に訪れた感想は、なんとも居心地のいい空間だなぁ、と思いました。ニュー
ヨークのど真ん中で、見上げても空が少ししか見えない、まさに摩天楼ですが、隣
の道路の騒がしさや、ビルの雑多な騒がしい感じはしませんでした。

 そう感じさせる最も大きな要因は、人の背丈より高い塀で囲われていることだと
思いました。しかも、ただ囲われているだけでなく、塀には10cm程度のスリット
が一定間隔で切られており、隣の道路や道行く人の気配は多少感じるので牢獄のよ
うな圧迫されたような感じはしません。

 さらに有効だと思ったのは、人だまりスペースを色々なところに配置しつつ、そ
ういったスペースと渾然一体となって低中高様々なサイズの緑が多く植えられ、池
もあるなど、自然を感じさせる計画にしてあることです。

 「居心地のよさ」をいかに計画するか、それは、建築を設計する者にとって、庭
や室内空間にも共通する重要なテーマではないかと思います。



場所  :USA NY
作品名 :MoMA 中庭(彫刻庭園)
撮影日 :1997.5.24



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posted by てくてく at 10:58| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

建築探訪58(John C.Pew house/フランク・ロイド・ライト)



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[今日の一枚]


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 今日の1枚は、 建築家フランク・ロイド・ライトの設計した John C.Pew house
です。

 この家は、「今日のてくてく」の記念すべき第一回にご紹介した「ジェイコブス
邸」と同じユーソニアンハウスといわれているスタイルで、ウィスコンシン州マデ
ィソンにあります。

 巨大な湖に面していて、大変静かで住み心地のよさそうな立地でした。



 巨匠と言われている建築家の多くがそうですが、ライトは特に本物の自然素材を
多用します。外壁のや庇の木もそうですし、1階壁の石積みも、本物の大きく加工
された石を積んでいます。
(ちなみに日本の石積み風の外壁は、薄い石風に着色・加工されたセメント板(ユ
ニット)を構造壁に張り付けているだけものが大半です。)



 また、この家もユーソニアンハウスらしく屋根や建物全体が大変低く抑えられて
おり、駐車場の上の庇は床から2m程度の高さしかありませんでしたし、かなりコ
ンパクト(小さい)な家でした。

 多くの魅力的な家を観れば観るほど、今のハウスメーカーや建売りの「こんなに
大きい家がこの坪単価でできます!」的な販売手法というか価値観に、大きな疑問
を感じます。

 本当に魅力的で豊かな家(プロポーションであったり、内部の豊かさ、居心地の
よさ等々)とは、一体どういう家なのでしょうか。

 割り合い共通しているのは、意外にコンパクトで建物高さを低く設計されている
ということです。しかし、中に入ると意外に広く感じ、窮屈な感じはしません。
 このことは一般の方には分かりにくいかもしれませんが、重要なことなので強調
しておきたいことの一つです。

 その他の要素ももちろん沢山あります。


 日々勉強。 建築への探求を、この先も続けて行きたいと思います。



場所  :USA ウィスコンシン州マディソン
作品名 :John C.Pew house(1938年竣工)
撮影日 :2006.10.11



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posted by てくてく at 10:43| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

建築探訪57(シャンゼリゼ通り)



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[今日の一枚]


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 今日の1枚は、 パリ市内で最も美しい通りといわれている シャンゼリゼ通り です。

 シャンゼリゼ通りは、ダニエル・ビダルの唄う『オー・シャンゼリゼ』という明
るく陽気な流行歌のおかげもあって、日本でも大変有名な通りです。



 実際に私がシャンゼリゼ通りを歩いたのは、1ヶ月滞在のパリの初日でした。以
前ご紹介したように、凱旋門あたりで宿泊場所を決めて、そこから地下鉄に乗るた
めにシャンゼリゼ通りを歩きました。

 パリ市内は、どこを歩いても美しいのですが、その中でも、シャンゼリゼ通りは
本当に美しい街並みでした。



 その理由を自分なりに考えて見ました。

理由1.建物の高さが均一で、かつ、低く抑えられていることによって、空と建物、
    道路の境界線が明快かつ空の占める割合が多いので街並みが明るい。

理由2.空の青色、屋根の彩度の低い紺色、建物の外壁の白や、手摺部の黒、並木
    の緑など、色の種類が限られていて統一感がある。
    (この写真は3月初旬なので木の葉はありませんが、3月下旬頃は、
    木の葉の緑が大変美しかったです。)

理由3.看板が極めて少なく、あってもオシャレで、電柱が地中化されているなど、
    景色の邪魔をする障害物が少ない。

理由4.理由2に関連しますが、同じ秩序で街並みが続きながらも、建物の表情が
    多少違っている通りを歩くと、時間ごとに一定のピッチで音階や音色が変
    化する音楽に本質が似ている魅力がある。



 シャンゼリゼ通りは、パリの都市計画における放射線状の道路の中心点である凱
旋門と、パリの中心的な公園であるコンコルド広場を結ぶ大通りです。

 したがって、必然的に人通りも多くなり、都市計画上の整備もより重要となり、
メインストリートとなっていくことは、明治神宮に向かう参道としての役割もある
表参道の発展と、多少似ているところがあるような気がしました。




場所  :フランス パリ市
作品名 :シャンゼリゼ通り



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posted by てくてく at 11:50| 愛知 ☔| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





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