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2012年01月12日

土台の設置&上棟用の木材搬入。

[むくり屋根の家]

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 いよいよ、 土台 が設置されて、上棟用の木材などが搬入されました。

 土台の下部全面には通気用のパッキンが挟まっています。

 これによって、床下がしっかり換気されて、その通気によって床下の湿気
を逃がすことにより、木の寿命が格段に上がり、ベタ基礎と合わせて白蟻が
入りにくく住みにくい環境をつくるなど、防蟻対策にもなっています。

 また、土台には、防蟻剤(黄色い塗料)がしっかり塗ってあります。
 

 私が設計する家は、上質な国産の木材をふんだんに使用します。今回、あ
らためて、一つの家を造るには大量の木材を使用するのだなぁ、と思いまし
た。

 国産の木をふんだんに使うと、貴重な木を使ってもったいないとか、禿山
が増えるなど思われる方がいるかもしれませんが、それは全く逆です。

 日本には、木材使用の8割を国産にしてもまかなえるほどの量の木材供給
量があり、でも実際の国産材使用量は2割程度で、残りは外国産だそうです。
(2002年時のデータ)
※詳しくは、私のホームページの「地産地消に貢献」をご覧下さい。
 http://www.wb.commufa.jp/na_arch/tisan.html



 そのため、間伐しなくてはいけない山が沢山あるにもかかわらず、経済的
な問題などで手付かずの山が沢山あり、それが近年の大量の花粉の根本原因
と言われています。

 国産の木をなるべく沢山使った方が「地産地消」に貢献できたり、国内の
林業を復活させるためにも有効で、さらにお施主様のためにも、国産の木は
四季や梅雨のある日本の気候風土にあっており、超寿命で住み心地のいい家
に出来るのです。



 いやぁ、気分が高揚してきます!

 紅白を巻いた24cm角の大黒柱も到着しました!

 今週末の上棟が待ち楽しみです。(笑)


ラベル:土台 上棟
posted by てくてく at 15:50| 愛知 ☀| Comment(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築探訪55(ハートレー邸/フランク・ロイド・ライト)



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[今日の一枚]


シカゴ11.jpg


シカゴ10.jpg


 今日の1枚は、 建築家フランク・ロイド・ライトの設計したハートレー邸 です。

 この家は、アメリカ イリノイ州のシカゴにあるオークパーク内にあります。この
オークパークには、ライトの建築がかなり密集しており、もしかしたら評判が評判
を呼ぶ形で、ライトに設計依頼が続いていったのかもしれません。

 以前ご紹介したロビー邸と同様に、プレーリースタイルという、ライトの初期の
建築スタイルで建てられています。

 広い敷地内の芝生の上に、シンボリックな家がポツンと建っている感じは、もし
かしたら、これまで日本のハウスメーカーが理想としてきた家の原型に近いものが
あるのかも知れません。

 一見すると大きな家に思われるかもしれませんが(実際に決して小さくはありま
せんが。)、そこまで大きい家ではありません。日本の一般的な家とプロポーショ
ンが違う最大の理由は、屋根の低さにあると思います。

 日本の多くの建売の家は、大きく高い壁が立ち上がり、その上に屋根がちょこん
と乗っている感じですが、この家を含めてライトの家の多くは、極力下げた壁の上
に大きな屋根が乗っている、というスタイルです。



 私はこの家を実際に観て、シンボリックな家だなぁと思いました。

 壁は、水平ラインを強調するように工夫して煉瓦が積まれ、壁は非対称で複雑な
陰影を生みながらも、屋根のシンプルさと相まって落ち着いた佇まいをしています。

 1m以上ありそうな軒の出も、水平的な気分をだしていて、どこか伝統的な日本
建築のスタイルにも似ていると思います。



 1902年竣工とのことですが、日英同盟が1902年で、日露戦争前夜で、日本は明治
35年ですから、そんな時代に建てられた家が、今観ても古さを感じさせないという
のは、やはりライトは天才肌だと改めて思いました。




場所  :Oak Park,Illinois,アメリカ
作品名 :ハートレー邸(Arthur Heurtley House)(1902年竣工)



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posted by てくてく at 00:57| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





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