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2012年01月12日

建築探訪55(ハートレー邸/フランク・ロイド・ライト)



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[今日の一枚]


シカゴ11.jpg


シカゴ10.jpg


 今日の1枚は、 建築家フランク・ロイド・ライトの設計したハートレー邸 です。

 この家は、アメリカ イリノイ州のシカゴにあるオークパーク内にあります。この
オークパークには、ライトの建築がかなり密集しており、もしかしたら評判が評判
を呼ぶ形で、ライトに設計依頼が続いていったのかもしれません。

 以前ご紹介したロビー邸と同様に、プレーリースタイルという、ライトの初期の
建築スタイルで建てられています。

 広い敷地内の芝生の上に、シンボリックな家がポツンと建っている感じは、もし
かしたら、これまで日本のハウスメーカーが理想としてきた家の原型に近いものが
あるのかも知れません。

 一見すると大きな家に思われるかもしれませんが(実際に決して小さくはありま
せんが。)、そこまで大きい家ではありません。日本の一般的な家とプロポーショ
ンが違う最大の理由は、屋根の低さにあると思います。

 日本の多くの建売の家は、大きく高い壁が立ち上がり、その上に屋根がちょこん
と乗っている感じですが、この家を含めてライトの家の多くは、極力下げた壁の上
に大きな屋根が乗っている、というスタイルです。



 私はこの家を実際に観て、シンボリックな家だなぁと思いました。

 壁は、水平ラインを強調するように工夫して煉瓦が積まれ、壁は非対称で複雑な
陰影を生みながらも、屋根のシンプルさと相まって落ち着いた佇まいをしています。

 1m以上ありそうな軒の出も、水平的な気分をだしていて、どこか伝統的な日本
建築のスタイルにも似ていると思います。



 1902年竣工とのことですが、日英同盟が1902年で、日露戦争前夜で、日本は明治
35年ですから、そんな時代に建てられた家が、今観ても古さを感じさせないという
のは、やはりライトは天才肌だと改めて思いました。




場所  :Oak Park,Illinois,アメリカ
作品名 :ハートレー邸(Arthur Heurtley House)(1902年竣工)



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posted by てくてく at 00:57| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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