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2012年06月01日

建築探訪84(テート・モダン/ヘルツォーク&ド・ムーロン)



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[今日の一枚]

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 今日の一枚は、世界中で活躍している建築家コンビ、ヘルツォーク&ド・ム
ーロンが設計した テート・モダン という、イギリスの近代美術館です。

 ヘルツォーク&ド・ムーロンはスイス出身で、ジャック・ヘルツォークとピ
エール・ド・ムーロンの2人による建築家ユニットです。

 2001年にはプリツカー賞を、2007年には世界文化賞建築部門を受賞するな
ど世界的な建築コンペの常連で、「鳥の巣」で有名な北京オリンピックのメイ
ンスタジアムや、東京の青山にある、サントリー角というウィスキーのガラス
瓶のような印象的な外観を持つプラダ・ブティック青山店も彼らの設計です。

 ヘルツォーク&ド・ムーロンの建築はスカッとシンプルでクリエイティブで、
彫刻的な造形美が、何と言っても魅力的です。



 さて、今回のテート・モダンですが、これは以前ご紹介した建築家ノーマンフ
ォスターが設計したミレニアムブリッジに隣接した建築です。

 元々は発電所だったのですが、1981年に閉鎖され廃墟となっていた建築を
再生させるために、安藤忠雄をはじめ世界的な建築家による設計コンペが開催さ
れ、ヘルツォーク&ド・ムーロンが勝ち取りました。

 実際に観て感じたのは、何と言っても煉瓦で造られた元の発電所の外観を最大
限活かしながら、屋上部分にシンプルなガラスを追加しただけで、ここまでカッ
コよくできた発想力、デザインセンスです。廃墟だったとは想像しがたいくらい、
元の煉瓦建築が本当に活かされていて、見事としか言いようがありません。

 最小限の追加(変化)で、最大限の効果を得る、アイデアというか、才能とい
うか、いやぁ、素晴しい!

 開館は今から12年前ですが、当時は世界最先端とも言えるモダン建築だった
テート・モダンに、約6年前に訪れた私は感動して、思わず数多くのシャッター
を押してしまいました。

 せっかく沢山写真を撮ったので、抜粋で20枚UPさせて頂きました。この建
築の魅力の一端を、ご堪能下さい(笑)。



場所  :Tate Modern Bankside London SE1 9TG United Kingdom
作品名 :テート・モダン(2000年開館)
建築家 :ヘルツォーク&ド・ムーロン


posted by てくてく at 23:45| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

建築探訪83(香川県庁舎東館/丹下健三)



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[今日の一枚]

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 今日の一枚は、日本を代表する建築家、丹下健三さんが設計した 香川県
庁舎東館
です。

 丹下健三さんのご紹介は、建築探訪17のフジテレビ本社ビルをご参照下さい。



 さて、今回ご紹介する香川県庁舎東館は、丹下さんの初期の代表作の一つと
いえる、線の美しい印象的な建築です。

 この当時、建築家 前川國男さんなどもよくやっていた、打ち放しコンクリー
トによる、まるで木造建築のような繊細で、コンクリートの型枠を施工するのに
大変だっただろうなぁと想像させる、手の込んだ仕様でつくられています。

 全体を構成する秩序立ったデザインは、やはり丹下さんらしい独特な感じがし
ますし、その時代の空気、雰囲気も感じさせてくれます。

 また、陰影の効果についても考えさせられます。この建築が特別上手に陰影を
活かしたというわけではないかもしれませんが、現代建築にはあまりみられない
繊細な線による、彫りの深い陰影が特徴的です。やや複雑すぎる感じなどが現代
人の趣向と異なるかもしれませんが、現代の建築は、予算効率などの諸条件から
必然的に面的で陰影の少ないものになることが大半なので、この香川県庁舎を眺
めると、現代建築にはあまり感じられない、堀の深い豊かな陰影の効果、可能性
について考えさせられます。

 以前、建築において重要なことは空間づくりだとよく言われる、と書きました
が、それは、内部空間に限らず、外部においても陰影などにより空気の輪郭を切
り取ることによる表情作りともいえる空間づくり、も大切なポイントのような気
がします。



場所  :香川県高松市番町4-1-10
作品名 :香川県庁舎東館(1958年竣工)
建築家 :丹下健三



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2012年05月27日

建築探訪82(神長官守矢史料館/藤森照信)



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[今日の一枚]

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 今日の1枚は、本業は建築史家(建築の歴史の専門家)でありつつ、近年
注目の建築家でもある、藤森照信さんの設計した 神長官守矢史料館 です。

 藤森照信さんの私観を含めたご紹介は、建築探訪8(秋野不矩美術館)をご
参照下さい。



 さて、今回ご紹介する神長官守矢史料館も、藤森照信さんらしい、原始的で
自然素材の質感、素材感たっぷりの建築です。

 特に、玄関入口前の屋根を大きく突き抜けた2本の木材は、合理主義的な
視点で見ると意味不明な要素だと思いますが、藤森建築を語る上で、こここ
そが、この建築の重要な部分だと私は思います。

 突き抜けた木の生命力というか、存在感というか、理性というよりは情動的
な感覚。それは音楽に例えるなら、理路整然としたクールで美しい旋律という
よりは、縄文時代に炎を囲んで踊りながら奏でたであろう、力強く大地を響か
すリズムのような生命感、ともいえるかもしれません。

 私が生まれて始めて感情を揺さぶるような、「感動」を覚えた建築は、大学
時代にニューヨークで観た、セントパトリック大聖堂という巨大なゴシック建
築でした。
 奥のステンドグラスに向かって、整然と並ぶ巨大な列柱とリブヴォールトと
呼ばれる屋根の構造が生み出す、圧倒的な巨大空間の「空間感」(空間感
は私の造語です。)は本当に圧巻で、思わず小さい声で「すごい!」と口に出
してしまいました。



 建築は、感情を揺さぶるような、本能を呼び覚ますような、ある種の官能的
ともいえるような造形芸術にもなりうるものだと、私は考えます。

 藤森さんの一連の建築は、大まかにいうとそういうベクトルで創作活動をさ
れてるような気がしてます。

 一芸術分野である建築の、大いなる可能性に思いを馳せながら飲むジャック
ダニエルは格別です。




場所  :長野県茅野市宮川389-1
作品名 :神長官守矢史料館(じんちょうかんもりやしりょうかん)(1991年竣工)
建築家 :藤森照信



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posted by てくてく at 22:20| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

建築探訪81(清水寺本堂)



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[今日の一枚]

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 今日の1枚は、「清水の舞台から飛び降りる」ということわざで有名な 清水寺
本堂
です。

 清水寺の創立は延暦17年(西暦798年)と伝えられていますが、現在
の本堂は寛永10年(西暦1633年)の再建だそうです。



 私が注目したいのは、長い束柱を中心とした、急な崖に建っている前面の
舞台を支える迫力のある構造です。ゴシック建築の列柱のように、一本一本
が巨大な部材で構成されており、圧巻です。
 筋かいはなく、横揺れに対しては、柱に楔で固定された巨大な貫で抵抗し
ます。清水寺本堂の構造形式を懸造(かけづくり)といわれていて、平安時代
から石山寺や長谷寺などでも古くから行なわれていたといわれていますが、
貫の工法は、鎌倉時代以降に輸入されたといわれているので、平安時代には
この清水寺本堂の舞台を支える構造がどういう姿形だったのかは、今となっ
てはミステリーです。



 現在の清水寺本堂は江戸時代初期の再建なので、様式的には江戸時代初期
の代表的な和様の建築となっています。平安時代の建立当時の姿形は今とな
っては分かりませんが、今から1200年以上前に、当時の日本が、奈良か
ら遷都されたばかりの新都である京都で建てられた清水寺は当時の最先端の
建築だと思われます。そして、創建当時から変わったところが多いとはいえ、
それでも当時の姿形や構造原理など、現在まで引継いでいる箇所も多いこと
が想像されます。

 ピラミッドやマヤ文明にロマンを感じる人は多いと思いますが、日本建築
も一歩踏み込んで考えてみると、なかなか興味深いものです。



場所  :京都府京都市東山区清水1-294
作品名 :清水寺本堂



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posted by てくてく at 23:55| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

建築探訪80(スプリンググリーン/フランク・ロイド・ライト)



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[今日の一枚]

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 今日の1枚は、建築家 フランク・ロイド・ライトの設計したリバービュー・
テラスレストラン 「スプリンググリーン」 です。

 この建築は、アメリカのウィスコンシン州のウィスコンシン川沿いにあり
、当初の主用途はレストランでしたが、私が行った時、「タリアセン」と呼
ばれているライトが設計した建築群の、ビジターセンターとして使われてい
ました。



 さて、ライト建築が好きな方なら、何度でも聞いたことのある「タリアセ
ン」という言葉ですが、これは地名ではありません。
 その由来などについて、ライトの写真集「GA TRAVELER002
Taliesin」の解説が詳しいのですが、まずタリアセンとは、ライト
の祖父の生まれ故郷であるイギリス、ウェールズの詩人の名前だそうです。
そして、このウィスコンシン州に建設するライト自身の住宅の名前を、自分
のルーツであるウェールズの詩人の名前から名付けたそうです。そのことを
ライト自身はこう言っています。

 「タリアセンとはウェールズの詩人の名だった。ドイルド僧でもあるこの
吟遊詩人はウェールズの芸術の栄光を讃えた。このウェールズ語は字義通り
に言えば<輝く額>という意味である。ウェールズには、この名にまつわる
神話も数多い。」
 「リチャード・ホーヴェイの魅力的な仮面劇『タリアセン』によって、歴
史上名高い吟遊詩人のイメージを私は身近なものに感じるようになっていた。
私の親類たちも自分の住まいにウェールズ語の名前をつけているではないか、
私がその例に倣ってもいけないことはあるまい。」



 このタリアセン一体の建築群は、広大な自然の中に点在しており、ドライ
ブするだけでも大変気持ちの良い場所でした。

 さて、今回のスプリンググリーンですが、ライトらしさを、特に下記の点
で堪能できました。

@ 厚みをある程度均一に、ざっくりとカットした割石の、より石らしい迫
  力、存在感。(純粋な組積造だと思われます。日本のこれに近いものは、
  99%以上は石風にデザインされたモルタルに着色したものをペタペタ
  構造材に張っただけのものです。)

A 構造とデザインとの一体化。具体的にいうと、最初の写真のように登り
  梁的な構造材をあえて見せるようにかっこよくデザインしている。(ト
  ップライトの役目も兼用しています。)

B 独特の天井高さ。具体的にいうと、まず、エントランス部分の天井の低
  さ。(2,100mm程度でした。)谷口吉生さんなどはよくやります
  が、日本の公共施設では、一般的にこの低さは非常識です。でも、この
  低さがとても心地よかったです。
  そして、メインの旧レストラン客席部分は、勾配天井で2,100〜2,
  500mm程度でした。これも、日本の常識と比べると低いのですが、一
  般的に、勾配があると圧迫感を感じにくくなり、デザイン性も相まって、
  気持ちの良い空間でした。

C 適度な光量。具体的にいうと、この建築は基本的にトップライトとウィス
  コンシン川に向かって開けられた連続窓からの光で賄われているのですが、
  特に連続窓が高さ寸法がおさえてあり、しかも北向きのため、光量が抑え
  られています。用途や目的によって最適な光量は違ってきますが、この建
  築に関してはそれで正解だったように思います。フランク・ロイド・ライ
  トの建築は、どれも光の取り込み方に工夫したものが多く、その辺の建築
  家の意志を強く感じ、いつもとても勉強になります。


 今回のフランク・ロイド・ライト建築も、大変見応えがありました。
 


場所  :アメリカ ウィスコンシン州スプリンググリーン
作品名 :リバービュー・テラスレストラン「スプリンググリーン」
     (1953年)
建築家 :フランク・ロイド・ライト



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posted by てくてく at 22:31| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





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