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[今日の一枚]






今日の一枚は、英国の一般住宅の 屋根裏部屋 です。
この家は以前ご紹介させて頂いたB&Bで宿泊した家で、この屋根裏部屋は、この家のオーナーの寝室として使われています。
重厚な家具や、むき出しの構造材(オーク)、白を基調にとてもオシャレな内装でまとめられていました。
この部屋の特徴は、何と言っても勾配天井です。45°(矩勾配)以上で、床から90cmくらいのところから屋根が始まってます。
いろいろな建物を訪れると、時々このような立ち上がりの低い小屋裏天井にでくわします。そのたびに、母親の胎内といったら言い過ぎかもしれませんが、なにか包まれたような居心地のよさを感じました。決して圧迫感もありません。
そういった経験の積み重ねもあって、以前私が設計した「牛山の小さな家」の2階の桁行き方向の梁の高さをぐぐっと下げて設計させて頂きました。(これは本当によかったと思います。)
今回も、いい勉強をさせて頂きました。
場所 :UK 南イングランド(ウィンチェスター)
作品名 :不明(14世紀に建てられた家)
建築家 :不明
撮影日 :2006.10.12
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