
美しい木組みの家です。
やはり国産の無垢の木は肌が美しくて、迫力があります。
日本の高温多湿などの四季のある気候にも強くて、とても理に適った材料です。

今回、軒先破風部の納まり方を工夫しました。
具体的に言いますと、伊勢神宮の正殿の納まりを参考に、破風と垂木を一体化させ、雨に当たりにくくするため彫りを深くしたディテールにしました。
軒先は桧材で、大満足のディテールです♪

1階の下屋庇は、なんと!四方無地の美しい桧材です。
深く軒を出し、機能面のみならず、陰影がとても美しいです。

いよいよ建前スタート。

紅白の柱は、8寸(24cm)角の大黒柱です。

梁セイ(梁の高さ)が33cmもある無垢の国産地松を組んでいます。

大分できてきました。

いよいよ建物の輪郭が分かってきました。

木造建築マニア必見?の、今回工夫した軒先部の施工です。

垂木を施工中です。

続、垂木を施工中です。

今回の上棟式は、お施主様が信頼しているお寺の先生により執り行われました。
とても本格的な上棟式となりました。

屋上から矢作川を眺める。

今までに無いくらい、とても本格的な上棟式となりました。
その後、餅投げも行なわれました。

ケラバ方向の屋根の出を深くしました。
雨が当たりにくくなるという利点だけでなく、深い屋根はやはり美しいです。

棟梁が庇の破風を施工中。

建物の全景です。とてもチャーミングな家になりそうです。

お施主様のご要望で、今回の建前に係った大工とクレーン、設計士の永井の集合写真を撮影しました。お施主様へのプレゼント用です♪
先日、西尾市の家が無事上棟しました。
天気が心配でしたが、なんとか2日間もちこたえてくれました。
今回の家は搬入道路がとても狭く、材料の搬入等に苦戦しましたが何とか上棟できて本当によかったです。
西尾市の家の見所の一つはリビングダイニング空間です。今回も組子格子の入った建具を採用し、木の温もりがありつつ爽やかな空間になりそうです。また、洗面室には風の良く抜ける物干しスペースを確保した面白いプランになっています。
素敵な家になりそうで完成が楽しみです。