
軒の出の深い、平屋の家です。

奥までスコンと抜けた玄関ホールです。
障子がちょっとしたアクセントになっています

土間と一体になったリビングダイニングです。

太い柱は大黒柱です。
無垢の東濃桧で、8寸角(24cm角)あります。

土間にある、レトロな白熱灯照明。

玄関にある、白熱灯の照明。

キッチンの水屋です。

キッチンです。

リビングにあるパソコンコーナーです。

ヤカンでお湯も沸かせる薪ストーブです

気持ちの良い洗面コーナーです。
敷地条件により隣地からの視線を気にする必要がないので、大きな窓を採用しました。

ホーロー浴槽のオリジナルの浴室です。

緑色の聚楽壁の伝統的な和室です。

玄関ホールから玄関を見ています。

玄関にある、少しかわいい無垢の木製手摺です。
先日、完成見学会のお知らせをさせて頂きました、「(仮称)豊田市の終の棲家」の写真をUPさせて頂きます。
あらためてこの家の中をゆっくり歩きつつ、色々考えに耽りました。この家は裏動線と表の動線が綺麗に分かれていて、奥様には特に使いやすく暮らしやすい間取りになっていると思います。特徴の一つである奥まで抜ける玄関ホールも奥様たっての夢で、色々制約があり叶えることが容易ではありませんでしたが、何とか実現できてよかったです。ここは見せ場ですので、私なりの小粋な和の一工夫もさせて頂きました。また、ご主人様の希望であった、気持ちよく風が流れる家にもなりました。撮影時も、どの部屋にいても気持ちよく風を感じることができました。
この家は写真で見ると大きな家に見えるかもしれませんが、実際の延床面積は27坪程度です。27坪の割りには、空間がダイナミックに繋がっているので圧迫感なく快適に暮らして頂けるのではないかと期待しています。
来週には、いよいよ物が搬入されるようです。晩年の終の棲家として、素敵な第二の人生をスタートして頂けたら幸いです。
※先日ご案内させて頂きました完成見学会ですが、台風により来場される方に万が一のことがあってはいけないので中止させて頂きます。
設計:永井政光建築設計事務所
施工:丸真ケンチク
撮影:永井 政光